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藤城清治:光のシンフォニー展

藤城清治の影絵展が銀座のヤマハで開催されていましたので覗いてきました。内部は撮影禁止であったので、画像はここで紹介できませんが、眼に触れた印象を拙い言葉ですが伝えたいと思います。本来なら眼で見て刺激されることを言葉で同じように描くのは可能とは思いませんがそこはお許しください。

藤城清治さんはいま87歳。まだまだ創作意欲があり大作を制作されているそうです。いつもカミソリの刃で紙を切り取って独自の世界を作り上げています。一日に百枚というカミソリが消費されるアトリエはまるで戦場のような所なのでしょう。カミソリと手が一体になって感触を影絵に注ぐという感じでしょうか。創作意欲が湧くと脇目もふらずに一心に紙と向き合ってカミソリを動かす。一応の下絵はあるのでしょうがそのカミソリの勢いと感性にまかせ既に出来上がっている影絵のベールをはがしていくような手順で仕上げられているようです。

   2011yamaha.jpg
  藤城清治展カタログ

藤城清治さんの影絵といえば宮沢賢治の世界が有名ですね。小さいときに故郷のテレビで見た宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』がいまでも印象に強く残っています。やはり大好きな蒸気機関車と古い客車がでてきて、ジョバンニと友達のカムパネルラの会話が始まります。銀河の中を汽車で旅するというなにか日常の空間とは違った世界が感じられてわくわくしたものでした。

少し話が離れますが、今日の銀河の状況をNASAの写真でみても綺麗で神秘的な思いに駆られるのは私だけではないでしょうね。自然の営みが大きくうねる。盛岡の農学校腕弁を撮っていた宮沢賢治も自然の中にとけ込む存在として生きる食感を持っていたのではないでしょうか。

  galex-20060823-browse.jpg
  NASA銀河宇宙、ブラックホール

その暗い空の星一つ一つを丹念に願いを込めて削り取られている藤城清治の影絵は全く見事という他ありません。影絵に出てくる小人も楽しいキャラクターです。ブランコに乗りながら木漏れ日の中を揺れている場面などがありますが全くメルフェンの世界に誘われます。家には『太陽とこびと』という作品があり、毎日癒されています。

銀座ヤマハビルの10階に『リーフがそよぐシンフォニー』というタイトルの影絵が掲げられています。ヤマハビルが新築された記念として制作された絵だそうです。ヤマハにちなんでピアノや諸々の楽器を奏でている風景を切り取っています。この絵は撮影可能だという事でしたのでいちおうここに掲載致しました。

  藤城清治ヤマハホール

いつまでも見ていたい影絵ですね。


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