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原鉄道模型博物館

鉄道模型の世界では有名な原信太郎氏の鉄道コレクションが2012年夏横浜のみなとみらいの横浜三井ビルディング内に原鉄道模型博物館としてオープンする話があります。原氏は兵庫県芦屋市の自宅にシャングリ・ラ鉄道博物館を作りコレクションを数千輛お持ちの桁外れの鉄道模型家ですが、その中から厳選されたものを展示する新しい博物館が出来上がるとの事。

haratetudou28ew1.jpg
URL → 原鉄道模型博物館

少し先行してコレクションを覗いてみましょうか。

原氏のコレクションは単なる鉄道模型の範疇を飛び出してまさしく実際に走っていた(いる)車輌をそのまま小さくしてしまったというべきものです。大きさも精密さを追求する事が第一で小さくともOゲージ(32mm)で基本的には1番ゲージ(45mm)で1/32の縮尺の模型のコレクションが多いそうです。普通市販されている模型ですと駆動系がモータからウォームギアと呼ばれている歯車で減速して車輪に動力を伝えるのですが、この場合実物のような惰性で動かすことができません。原氏のモデルは惰性運転が出来る事を念頭において実物と同じ平ギアで車輪を駆動させているこだわりがあります。そのためにメルクリンの模型でも改造をして台車の車軸に直接モータを取り付けたりしています。

左がウォームギアで右が平ギアです、ウォームギアは上の軸が回ると下の歯車が回りますが、その反対はできません。平ギアは双方向で駆動可能です。実機はこの平ギアでモーター回転を減速して車軸を駆動しています。惰性で走るとモータも回りモータが発電機になり回生ブレーキとして使用されることになります。この辺が模型と実機の駆動系に関して大きな違いと言えましょう。この辺を1/32の模型でやりたいというのが原氏の凝っているところでしょうね。
220px-Worm_Gear.gif Gears_animation.gif


原氏一押しのモデルがイタリア国鉄のE626型電気機関車です。
実機の写真を下記に示します。(Wikipedia)
800px-E_626.jpg

これをイタリアのモデル作家、アットリオ・マリ氏に頼んで制作したのが下記に示すE626のモデルです。洋銀製で細部に至るまでこだわった作品です。なんと制作年数が8年というまさしく美術品とも言っていい程の出来映えですね。下記に幾つかの写真を示しましょう。(原鉄道模型博物館ホームページ等からの引用)
haratetudou28ew4.jpg

E626-1.jpeg左の風景は下から撮影したもののようですが、実物と同じようなアングルなので本物に見えますね。実機は強い牽引力が必要なために6軸全部を駆動して先導輪無しの構造になっています。2軸の台車を3連にした構成でカーブもうまく追随して走行できるようになっています。さて模型はと言えば、部品点数だけでもなんと9,000点もあり、たとえば台車にある板バネも本物のバネ鋼を使用しているこだわりです。パンタグラフだけでも270点数の部品で組み立てられているとの事。外部から見えない所も忠実に模型化されているようです。足回りも圧巻の迫力がありますね。

この記事で写真を紹介する事は出来ませんが、コレクションにはいろいろ魅力的な車輌がいっぱいあります。オリエント急行の客車ワゴンリー社の食堂車:イタリアのRenzo Dottori製で車体が木製(!)になっています。実際にスチームで走行するイリギルのマラード号、南アフリカ、ケニアなどで使われた狭軌のガーラット型機関車、アメリカの森林鉄道のシェイ型機関車などなど。
ガーラット型機関車(実機)とシェイ型機関車(実機)
ガーラット型機関車 シェイ型機関車

ちょっと一つだけ原氏の著作本から写真を。箱根登山鉄道の電車です。箱根登山鉄道(シャングリ・ラ鉄道)
箱根登山鉄道


多分上記のE626電気機関車も横浜の博物館に展示されると思いますのでぜひ拝観(?)してきたいと今から楽しみにしています。

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(2008/07)
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4月27日の記事(究極の鉄道模型展)に戻る。


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