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越中島貨物線(その3)廃線跡を行く。

越中島貨物線は現在越中島にあるレール工場が終点になっています。しかし昔貨物運搬を行っていた頃はここから更に西に線路が延びていて国鉄(今のJR)の所管をはなれ東京港湾局の東京都専用線として晴海埠頭や豊洲埠頭に接続されていました。晴海、豊洲界隈には工場や倉庫が沢山あり、この専用線は各工場内の線路に接続されて一大交通網を形成していました。しかし貨物列車からトラック輸送が主流になり、かつ再開発が進んでかつての工場の壮大な敷地は住宅街やショッピングセンターになってしまい、貨物の需要が大幅に減ってしまいました。そのために越中島以西の東京都港湾局が所有して来た貨物線は1989年に廃止されたのです。前回までは今も現役の越中島貨物線を訪ねてきましたが、今回はもう決して列車が通らないこの貨物線跡を追ってみたいと思います。廃線跡というと地方のローカル線などが殆どですが、ここは東京の大都会のどまんなかにあるもので大変珍しいと思います。(写真はクリックすると拡大されます。)

IMG_8618_19_20_tonemapped.jpeg(写真A) 新小岩から小名木川を越えて越中島貨物駅につながっている線路の終端。ここで線路は途絶えています。この線路に向かって左側は東京メトロの東西線の車両基地があり、右側は京葉線の地下へのトンネル入り口があります。このように住宅が密集している裏側を通っているのですね。と言いますか、後で住宅が建ったという方が正しいのでしょうが。


IMG_8621_2_3_tonemapped.jpeg(写真B) さて上記の停止場所に面している狭い道路を180度ふりかえればこのような景色が目に飛び込んできます。雑草が生え放題ですが、その下に線路がまだ敷かれている所が見えます。遠くにプラットフォームのような物が見えます。しかしそこにある手すりは曲がっています。ここは東京都所有地という看板がかかっていて東京都専用線の名残があります。写真の空き地の先は「三ッ目通り」でその上には首都高速9号線が走っています。


IMG_8627_8_9_tonemapped.jpeg(写真C) 三ッ目通り側から見た先ほどの線路跡の空き地。こちらからはプラットフォームらしき少し小高いステージと手すり、残されたレールがよく見えます。しかし雑草が伸びて足下はあまり良くありません。奥の青い建物とその右にある家の更に右側から線路が延びて来ていたようです。


線路跡に平行に通っている道がありませんので、迂回路をとおって更に西に進みます。豊洲運河の手前の線路跡は駐車場になっていて、その先に鉄橋が取り払われた後に残った運河にかかる2基の橋桁が見えてきます。
IMG_8633_4_5_tonemapped.jpeg(写真D) これは、西側を向いて撮影した写真。前方に昔の石川島播磨工場の跡地に新しく立てられた高層マンションが見えます。撮影中にちょうど屋形船が通っていきました。下の写真はその駐車場の写真(写真E)。線路が敷かれていたなだらかなカーブそのまま駐車場になっているのがよくわかります。IMG_8642_3_4_tonemapped.jpeg



IMG_8666_7_8_tonemapped.jpeg(写真F) 高層マンション群がある遊歩道から豊洲運河の東側を向いて撮影したの。橋桁の先の岸には鉄橋を支ええていた土台が見えます。線路跡の土地は(写真E)の駐車場です。さすがに橋桁を取り除くのはお金がかかるので今でもそのままの形で残っています。

さて高層マンション群を歩いていると2カ所、下の写真のようなレールを配したモニュメントがありました。
左下の物は越中島から伸びて来たた線路からは離れています。多分豊洲埠頭にあった引き込み線の一部ではないかと思います。右下の線路は豊洲経由で晴海に向かう支線の跡だと推察できます。レールを取り除かずに廃線跡をこのようなモニュメントにするのもなかなかいいものだと思います。残念なのはこれについての説明板が無いので、殆どの人々が気がついていない事でしょうか。
IMG_8657_8_9_tonemapped.jpeg IMG_8675_6_7_tonemapped.jpeg
左:(写真G)と右:(写真H)

豊洲の晴海通りを晴海埠頭に向かっていくと春海橋を越える場所に来ます。この橋は「晴海」ではなくて「春海」と書く事を初めて知りました。道路に平行にさびた鉄橋が見えてきます。これは晴海線の最後に残った建物です。二つのアングルから写真を撮りました。左の写真では橋に敷かれたレールがまるで現役のように残っています。後ろにかすかに東京タワーも見えています。
IMG_8591_2_3_tonemapped.jpeg
(写真I)


橋全景から後ろには聖路加病院や晴海の高層住宅や汐留の高層ビルが望めます。こんな都会なのにこのような捨てられた橋がある光景は不思議ですね。
IMG_8582_3_4_tonemapped.jpeg
写真(J)

この先晴海側は2004年頃までは機関庫やヤードが残っていたようです。機関庫の中にはディーゼル機関車が2台置かれていたそうです。今は完全に跡形も無く整備されています。晴海の倉庫には線路をそのまま舗装した所があってかすかに線路跡が見えるようです。しかし今回の散策ではこの橋を廃線跡の終着駅としました。散策した折の写真の撮影位置を下図に示します。

越中島廃線写真撮影ポイント

この探索でゆっくり半日を過ごしました。



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