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2012年のノーベル物理学賞はシュレディンガーの猫の飼い主に。

今はノーベル賞週間。毎日のように各賞の受賞者が発表されています。ノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授に最近元気の無い日本が久しぶりに高揚した気持ちにさせていただきました。ちょっとその後読売新聞絡みで変な余震があったようですが。それはさておき病気治療に大きな力を発揮する潜在力を持ったiPS細胞を実現させたというのはすごい事ですね。今後とも日本の研究が人類の役に立ってもらいたいと切に願っています。それにしてももっと予算と人材を入れないとまずいんではないかな。10年で200-300億円ではアメリカなどに負けてしまうのではありませんか?特許を管理するエキスパートが契約社員だったとは???これでは先が思いやられますね。日本の真の資源は人材ですからね。

ここから本題です。
日本ではマスコミであまり騒がれていないようですが今年のノーベル物理学賞はアロシュ氏(Serge Haroche,フランス)とワインランド氏(David Wineland,アメリカ)に授与されることになりました。私もこのお二人の先生は存じ上げなかったのですが少し調べると面白い研究をされていることが分かりました。受賞の理由は「for ground-breaking experimental methods that enable measuring and manipulation of individual quantum systems」意訳で「(量子力学的な性質を維持した状態で)単一量子系の測定や制御を可能にするための革新的な実験手法(の開発)」をおこなったということです。

2012ノーベル物理学賞

量子力学の黎明期から量子力学特有の問題になっていた「現象の重ね合わせ」にたいしてそのメカニズムを深く探求して量子力学の新しい応用分野を開く功績を両博士が成し遂げたということになるのでしょうか。重ね合わせと言えば先日このブログでも述べました「シュレディンガーの猫」の話が有名ですがこの重ね合わせを積極的に実験環境で発生させそれを操って超精密時計や量子集積回路などの成果を出す事が出来るという事ですね。平たく言えばシュレディンガーの猫を上手く飼っているとでも表現したら良いのでしょうか。

元々の話:私のブログ シュレディンガーの猫
上記の写真の記事(英文): シュレディンガーの猫の飼い主達

詳しくはもう少し調べないと分からないのですが、「通常現象を観測する事によって現象の重ね合わせが収束して一つの可能性だけが残ってしまう」という解釈がされていましたが、両博士の実験では観測しないままの重ね合わせをそのまま見る(ちょっと日本語が怪しい)ことができるというような測定方法を考えたという話のようです。

下図はWikipediaに掲載されているシュレディンガーの猫の図。猫の状態が生きている状態と死んでいる状態が重なり合って存在している様子。箱を開けて中を観察した瞬間に状態が収縮して死んでいるか生きているかが判明する。しかし本来猫の生き死には箱を見ないでも決定されているのではないかという、観測が量子力学にとって結構厄介な問題であるというシュレディンガーが提唱した疑問です。

Schrodingers_cat.jpg

とりあえず興味がある話だったのでここで紹介しました。続編を書こうかなと思っています。まあ時間がかかりそうですが。

参考資料:
日経サイエンス
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