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図書館戦争

遅まきながら有川浩さんの図書館戦争を読みました。読み終えてみるとなかなか面白かったですよ。ハマってしまいました。

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)
(2011/04/23)
有川 浩

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ライトノベル感覚のラブコメディータッチで書かれたシナリオを横糸とすれば縦糸にかなり重要なテーマである焚書の問題が述べられています。作家によると何でもこの小説は日本図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」をヒントにして書きたいと思った動機から始まったとか。

人気があって続編やこの小説の他にアニメ動画や、実写版映画化されています。

さてその図書館宣言とは;

第1 図書館は資料収集の自由を有する。
第2 図書館は資料提供の自由を有する。
第3 図書館は利用者の秘密を守る。
第4 図書館はすべての検閲に反対する。
図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。

物語は架空の時代(昭和の後の正化)、書物・メディアの検閲権をもった政府機関と本を守るために図書館が組織した自衛組織の闘争を描いたものです。国家の検閲権はメディア良化法が成立しそれによって合法化されたのでした。それではなぜこのようなことになったのか? この作家は国民が国家のこのような動きに対してあまりにも無関心であったから...といわせています。

この話、昨今の憲法談義などにも相通じる事かもしれません。あまりに基本的な事柄で誰も常日頃実感を持てない所でじわっと状況が動いていく。日本国民日本国は同じだときわどい言葉をさりげなく通り過ぎていくような風潮が見られるのではないかと思います。国の成り立ち、民主主義は国民があってそれが国を構成している立場を取りますが、国が先にあって国民がその構成員であるという立ち位置をとると全く違う景色が描かれることがあります。私としては前者の考え方をとりたいと思っていますが。

489px-Heinrich_Heine-Oppenheim.jpgハインリッヒ・ハイネ(左写真; 1797年 - 1856年)の戯曲アルマンゾル("Almansor")で「焚書は序章に過ぎない。本を焼く国は、やがて人間も焼くようになる」と書いているそうですが、図書館戦争は大変怖い近未来の話を伏線にしています。ハイネの言葉は昔ドイツで本当にあった話が拠り所なのでしょうか。歴史上焚書は多く伝わっています。都合の悪いものは燃やしてしまえという事なのか。秦の始皇帝の焚書坑儒等もありました。時の権力者はその強大な力を手中に収めたときに何か大きく勘違いしていくのかもしれません。書籍の自由という概念も掘り下げていくと思いのほか明確な場所に修練していくとは思えないときがあります。歴史書をしたためた司馬遷は歴史作者はその時代に振り回される事無く粛々とおこった事柄を書き留めて未来に残す覚悟を示していますが、えてして歴史書などは時の権力者によって都合よく書かれるという事柄もあります。そうであっても検閲などには縛られたくないという思いを継続していく事が必要なのでしょう。


290578.jpgおっと、話が堅くなりました。映画も見てしまいました。実写版映画では榮倉奈々のはまり役という感じがして面白かったです。彼女は結構背が高いのですね。小説にでてくる笠原郁という主人公のキャラクターがそのまま実際の人間として飛び出て来たような感じ。V6の岡田さんとのコンビもよかったですね。(左写真出典TSB)

また有川浩さんが尊敬していた部類の読書好きであった俳優の故児玉清さんが写真で出演されていました。




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